病院のすぐ近く、正面玄関を出ると道路向かいのお宅に
見上げないと最頂部が見えないくらい背の高い「もみの木」があります。
美しい土塀に囲まれた庭から伸びる幹は、高く高く伸び、
周辺に比較するものが無いくらいに際立っています。
ご主人にお話を伺ったところ、大きすぎて形を整える枝打ちに
「きこり」が出動したということです。
また、樹齢は400年を超えると聞いているとのこと。
もみの木はこの地で戦国時代から幕末を経て、
大正・昭和・平成・令和と当院が建ち、建替えられていく姿を
見続けていたのかと、長い長い歴史を感じずにはいられません。