院内看護研究・事例検討発表会
令和元年7月4日、当院ふれあいホールにおいて院内看護研究・事例検討発表会を開催しました。
今年度も独立行政法人国立病院機構七尾病院看護部長の西村民子先生のご指導のもと、研究メンバーが取り組んだ成果を発表しました。
「妊婦の主体性を引き出す助産師の関わり」をテーマとして、いかに妊婦さんが主体性を持って分娩に臨めるかという視点で、助産師と妊婦さんの関わりを丁寧に振り返った、とても興味深いものでした。
看護研究発表後には3年目ナースによる事例検討発表が行われました。看護を振り返り文章にまとめたことで、当時見えなかったものに気づき、自身の成長に繋がり看護の素晴らしさを実感できたという発表でした。発表後には、活発な質問や意見交換が行われ充実した発表会となりました
西村先生から、『看護観の核となるものは学生の頃に形成する。』というお話もあり、私達看護職は、日頃の患者さんとの関わりを通して、看護観を深め成長していくのだと実感しました。
参加者にとっても、他者の事例を通して自身の看護を振り返り看護観を見つめ直す良い機会となりました。