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ナラティブアプローチ研修会2018

[2018.12.12]

 11月15日(木曜日)看護部でナラティブアプローチの研修会がありました。今年で12年目になります。

 ナラティブアプローチとは、臨床で経験したことを物語にして語り伝えるものです。語り手はその経験を語ることで振り返りと学びがあり、聞き手は他者の話を聞くことで追体験し、自己の看護観を刺激することにより、新たな学びを得るというものです。
 患者さまやそのご家族、妊産褥婦の方々に対する日頃の看護の中や、そして今回は看護職のご家族への看護と重ねて、考えさせられたこと、心に残ったことなどを5名が語り、参加者みんなで分かち合いました。

それぞれの貴重な体験を通し、私たち看護職は、患者さまやご家族の人生の転機となるような場面に関わっていることを強く心に刻みました。そして、患者様の思いを傾聴し、心の揺れに寄り添いながら、その方々の意思を尊重したサポートの必要性を感じました。
  聖霊病院の特徴ともいえる、生命の誕生から人生の終焉までの看護を提供する中で、日々の患者さまとの出会いを大切にし、心のこもった温かな看護を目指そうと心から誓いあえた研修会となりました。
ナース 宮村里恵

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