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ナラティブアプローチ

[2020.01.22]

令和元年11月21日(木曜日)看護部のナラティブアプローチの研修会を開催しました。
ナラティブアプローチとは、心に残っている看護場面を物語風にまとめて語り伝えるものです。6名の語り手のテーマは、

①Child First 児童虐待ケースとかかわり学んだ事
②産後ケア事業を通してみえたもの
③高齢者の意思決定
④夫婦のカタチ                  
⑤父の介護を通して得たもの
⑥外来看護師として年齢を重ねて感じる事
でした。


産後ケアや虐待事例への関わりでは、気づきや声掛け、チームの関わりの大切さを再認識しました。
また、認知機能の低下した高齢者とご家族の思いと意思決定支援の現状の葛藤や、高齢のご夫婦の看護を通して夫婦のあり方を考える機会となり、多様な価値観や複雑な社会状況を含め視野を広めることが出来ました。
プラチナナースの語りでは、長年の看護人生の中で看護の核とし持ち続けていることや実践している他者へのいたわりの言葉かけを教えていただきました。
今回の研修会では、語り手のまなざしの深さや看護の心の暖かさに感動すると共に、聞き手も自らの看護観を語る「分かち合う」時間を持ったことで、互いの看護を認め合い、看護の素晴らしさを実感し、元気がもらえた研修会でした。

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